その場で守ってくれない防犯カメラ(ドライブレコーダー)
タクシー防犯対策の代表例が車内設置の防犯カメラです。
防犯カメラの設置や警告ステッカーによって犯罪を計画している犯人は犯行を実行しにくくなります。こういった作用を犯罪抑止効果といいます。しかしそれでも刃物を持って襲ってくる強盗犯からカメラが守ってくれるわけではありません。
防犯カメラは撮影しているという事実によって犯罪抑止効果があります。しかしそれだけでは不十分です。カメラを見せる事によって犯人が「犯行をあきらめる」ことに期待しているに過ぎません。とても消極的な対策であり、乗務員の命を守る保証はどこにもありません。
例え強盗犯に乗務員が殺されても、カメラの映像があれば犯人を捕まえることができるでしょう。犯罪現場の証拠画像の記録という面では防犯カメラは優れています。しかし役に立つのはあくまで「犯行後」であって「犯行の瞬間」ではありません。犯行そのものは事件のその瞬間に、防犯カメラがあってもなくても冷酷に行われます。
犯罪被害に遭ったとしても、後で犯人逮捕の役に立てればそれで良いというタクシー乗務員の方は防犯カメラだけで十分です。しかし犯罪のその瞬間に、自分の命を確実に守りたいと考えているタクシー乗務員の方にとっては防犯カメラだけでは全く不十分です。
万能ではない防犯パネル
タクシー車内の防犯対策として、乗務員と後部座席を仕切る防犯パネルがあります。
このパネルによって乗務員の安全はある程度確保できたと言えます。実際に後部座席から乗務員の首を絞めようと考えても防犯パネルがあると無理です。しかし防犯パネルも完全ではありません。
防犯パネルは今や珍しいものではありません。現在ではほとんどのタクシーに装備されています。しかし防犯パネルは部分的なものがほとんどです。乗務員後方からの暴力は防げますが、実際に刃物で刺す場合や刺すぞと脅す場合には、乗務員の命を奪うには十分な隙間が空いています。十分に手が届くのです。後部座席から乗務員に刃物を突きつけようとすれば、それは十分に可能です。
防犯パネルは興奮した乗客の暴力などには高い効果が見込めますが、冷静で計画的な強盗犯にとって大きな障害にはならず、過信は絶対に禁物です。
タクシーの防犯パネルが効果がないことを証明するような事件が起きました。
タクシー防犯 タクシー強盗・危険対策|護身用品専門店KSPより
個人タクシーや法人タクシーの乗務員の方、タクシー会社の運営に携わる方、タクシー乗務員のご家族の方は、現在の日本国内においてタクシー強盗が多発している事を忘れないで下さい。
ニュースや新聞で報道されているタクシー強盗を他人事とは考えず、自分を守っていくための警告と考えてください。
現代社会は犯罪が多発していますが、適切な備えがあれば防げる事件も沢山あります。
当店は、少しでもタクシー強盗被害者が減る事を願っています。
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Author:ギャンブラー
昭和39年生まれ、長崎県壱岐出身です。
26歳で結婚して3人の子供にも恵まれましたが、10年で離婚しました。
離婚する原因は自分にあるのですが、自暴自棄な生活を5年ほどし、職を転々、生活拠点も転々としている内に東京で生活するようになりタクシーの道に進んだわけです。
いわゆる訳ありのタクシードライバーの典型的な過去みたいなものを経験しております。
気をつけて、といっても気をつけようがないかもしれませんが気をつけてください。