刺青のお客様
2021年9月23日 秋分の日 21回 迎車1回 213㎞ 税引き 26,000円

木曜日の休日は良いことないって思っていましたけど、最後のお客様に止めを刺されました。
ご覧の通り、休憩なのか空車時間なのかわからない空白の時間がありますが、20回目のご乗車の後は完全に休憩です。
中目黒立体交差付近の山手通りで2時間ほど寝た後、大鳥神社を左折したら目黒新橋辺りで男性二人が手を振ってありました。
一人の男性がご乗車になった。
「池尻までお願い」と優しそうな声だけど、両腕には刺青。
次の信号を左折して目黒ガススタンドを通過して田道を右折して山手通りに曲がろうかという時に、水が噴き出した様な嫌な音。
後ろを見ると、お客様の服と後部座席が無残な状態。
お客様はマスクをしてありましたので、前方は無事でした。
「もう仕事出来ないじゃないですか」と言ったら、「ごめん、ごめん、こんな大変な時に」と。
お客様は上着を脱いでシートを拭き、「ここで降りる、歩いて行くよ、ごめんな」と。
それで、俺は「今日はこれで終わりなので送って行きますよ、案内して下さい。」と言ってご自宅までお送りした。
2,000円からお釣りはいらないと言う程度でしたが、普通にご降車頂き、首都高速を使って帰庫しましたね。
今回は何故だろう、腹も立たない。

過去に何度か吐かれたことがありますが、お客様の上着で拭き取る姿にはびっくりしてしまいました。
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